イギリスの学校

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プロフィール

haykichi

Author:haykichi
本名:『山下かよ子』
Kayoko Yamashita。

日本で小学校の教員として通常学級と特別支援学級で勤務したのち、夫の海外転勤で渡英。イギリスではプリ・スクールで働き、今は小学校でLanguage Assistantとして勤務。
Nottingham 大学でSpecial Needs Education (特別支援教育) 修士号取得 (2012年)。
Jolly Learning 社のJolly Phonics と Jolly Grammar の公認トレーナー(2013年)。

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日本にいるうちに学校を決められる?追記 «  » 校内の場所その2

日本にいるうちに学校を決められる?

2011/01/18 (火) 00:00
「まる」ないちにちに学校情報をのせていた時から、たまに質問を受けることがありました。
「もうすぐイギリスへ行くことになっている」日本に住んでみえる方々からです。

どうやって学校を選んだらいいのか、日本にいても学校を選べるのか、どこで制服を購入したらいいのか、・・・。全く知らない国、それも日本語が通じない国で自分で開拓していかなくてはならない不安でいっぱいだと思います。

そういった質問にも私が分かる範囲でお答えしていけたらなぁと思っています。
その中で一番多い質問が・・・

日本にいるうちに、イギリスでの学校を決めることができるか。

→残念ながらできません。住所が決まらないことには学校を決めることができないのです。日本と同様、住所によってcatchment area (キャッチメントエリア:学区) が決められているので、イギリスに住所がなければ学区もきまらない、つまり学校を決められないんです。

もしご家族のどなたかが先にイギリスへみえるようなら、早い段階で学校に問い合わせをしたり、評判を聞いたりしてみて(できれば見学も)、気に入った学校の地域に家を借りるというのがいいようです。ただ、いい学校の地域はほとんど貸家がない!というのは、教育熱心な親はその地域に家を購入したり、借りたりして引っ越してくるからなのです。

ちなみに、イギリスの学校では公立でも「定員」があります。日本なら公立の学校は「来るもの拒まず」ですが、イギリスでは一クラス30人まで、教室の数にも制限があるため、もし一学年2クラスしかない学校ならば60人までしか入学できません。たとえその地区に住むことになっても、定員オーバーしてしまう場合は違う学校へ行かなければいけないのです。もちろん、空きが出たら連絡してもらえ、編入することはできます。

学校の情報はOfSTEDのサイトから得ることができます(英語のみ)。
このOfSTED(オフステッド) というのは非政府機関の学校基準局のことです。抜き打ちで学校訪問をして(突然「3日後に学校訪問をします」という連絡が学校に来る!)、授業内容、学校経営、児童生徒の様子などを4段階で評価をしています。
ここを見ると学校の様子が分かるというわけ。Ethnic Minority (エスニックマイノリティ:少数民族) の子どもたちへのケアについても触れていることもあるので、参考にされるといいかもしれません。
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お知らせ


イギリスの学校についてわからないことや不安なこと、心配事。そんな悩みを少しでも解消できたらと思って始めたブログですので、ご質問をいただければ私にわかる範囲でお答えしたいと思っております。もちろん、イギリスで実際にお子さんを学校に通わせてみえる方の貴重なご意見、大歓迎です!

ただし、私自身、プライマリー (小学校) での勤務経験しかないため、セカンダリー (中学・高校) や 6th form に関しては残念ながらお答えすることができません。GCSE、Aレベル、国際バカロレア資格などの資格取得、日本の大学受験に関する条件、帰国子女に関する問い合わせなどをいただいても、一切お答え致しかねますのでご了承ください。

学校選びに関しては、直接ご自分で学校へお問い合わせいただくことをお勧めします。ほとんどの学校はホームページもあり、メールでのやりとりを行うこともできますので、電話での会話に自信がなくても問い合わせは可能です。

また、学校を選ぶ一つの基準としてOfSTED (非政府機関の学校基準局) のサイトも覗いてみてはいかがでしょうか。具体的な学校情報の取得にはお勧めです。

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