イギリスの学校

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プロフィール

haykichi

Author:haykichi
本名:『山下かよ子』
Kayoko Yamashita。

日本で小学校の教員として通常学級と特別支援学級で勤務したのち、夫の海外転勤で渡英。イギリスではプリ・スクールで働き、今は小学校でLanguage Assistantとして勤務。
Nottingham 大学でSpecial Needs Education (特別支援教育) 修士号取得 (2012年)。
Jolly Learning 社のJolly Phonics と Jolly Grammar の公認トレーナー(2013年)。

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割り算: Year 5,6 (9-11 歳児)

2011/11/30 (水) 08:00
Year4 までに学習した
・sharing
・grouping
を、繰り返し学習します。

筆算:
日本式のほうがやりやすければ、先生にそう伝えれば、大抵、日本の筆算でやることを認めてくれます。

61÷4 の筆算の仕方。



小数と割り算の関係を学ぶ

ある数を10, 5, 4, 2 で割ることを勉強します。
351÷10=35.1
61÷4=15.25
など。
これは、イギリスでは通貨に小数点を用いているため、必須になってきます。問題もポンドを用いたものが多いような気がします。


分数と割り算の関係を学ぶ

1/3 of 24 (24の三分の一) が 24÷3 や 24/3 (三分の24) と同じになることを学習します。

また、90÷7=12 6/7 (12と七分の6) のように、帯分数で表すことを学びます。

商を切り捨て、切り上げすること

例えば、
I have £240. A train ticket to London is £52. How many tickets can I buy?
240÷52=4.615・・・
I can buy 4 tickets.
(240ポンドあります。ロンドンまで52ポンドです。何枚切符が買えますか。)



さて、ここで分数が出てきましたが、イギリスでは時計に分数が使われているため、Year 1 ですでに 1/2 を学習し、Year2 で 1/4 も習います。
1/2 は half ハーフ
1/4 は quarter クウォーター
他の分数の読み方は分子から先に読みます。
1/3 は one thirds (ワン サーヅ)
2/5 は two fifth (トゥ フィフス)

この言い方に慣れてしまうと、日本の分数を勉強するときに、5分の2 のことを 2分の5 と読んでしまったり、5分の2 を 5/2 と書いてしまいますので、くれぐれもご注意ください。
過去に何十人も日本人の子どもたちに勉強を教えていて、ほとんどのお子さんは、イギリス式の読み方・書き方が定着してしまっていました。仕方ないですね、これは。

分数についてはまた詳しく記事をアップしますね。
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