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プロフィール

haykichi

Author:haykichi
本名:『山下かよ子』
Kayoko Yamashita。

日本で小学校の教員として通常学級と特別支援学級で勤務したのち、夫の海外転勤で渡英。イギリスではプリ・スクールで働き、今は小学校でLanguage Assistantとして勤務。
Nottingham 大学でSpecial Needs Education (特別支援教育) 修士号取得 (2012年)。
Jolly Learning 社のJolly Phonics と Jolly Grammar の公認トレーナー(2013年)。

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割り算: Year 3 (7-8 歳児) «  » イギリスで働くのに必要な英語力

割り算: Year 2 (6-7 歳児)

2011/09/23 (金) 10:49
今日から割り算について見ていきます。
まず、割り算が登場するのは Year 2 (6-7 歳児) からですが、Year 1 (5-6 歳児) でも half (ハーフ:半分にする) という言葉を習いますし、実際に
Double 5 is 10.(5の2倍は10) Half of 10 is 5. (10の半分は5)
と、2倍と半分の関係を一緒に学習します。

しかし、実際に「÷」という記号が登場するのは Year2 からになります。日本では 3年生で学習するので、2歳も早く勉強することとなります。

割り算は 英語で division (ディヴィジョン) 四則計算の言葉でも紹介していますが、今日は、まずYear2 でどんなことを学習するかをみていきます。

1) 割り算に関係する言葉を理解すること

one each (一つずつ), two each (二つずつ), ・・・というように each が それぞれ という意味になること
share (シェア:分ける), halve (ハーヴ:半分にする), divide (ディヴァイドゥ:割る),
left over (レフトオヴァー:のこり), divided by・・(ディヴァイディドゥ バイ:・・で割る),
equal groups of ・・(・・ずつの同じなかま) など。

2) 下の言葉を用いた割り算の仕組みを理解すること

①sharing equally:同じ数ずつ分ける

6 sweets are shared equally between 2 people. How many sweets
does each one get?
6 つのおかしを二人で同じ数になるようにわけます。それぞれいくつずつもらえますか。

↓□をそれぞれ平等になるように分けるので、One for you, one for me, one for you, one for me・・・(あなたに一つ、私に一つ、あたなに一つ、私に一つ・・・)というように言いながら、一つずつ分配していきます。まとめて3つずつ、とはやりません。

②grouping:仲間に分ける

これはrepeated subtraction (繰り返しの引き算) と説明されます。
There are 8 apples in a box. How many bags of 2 apples can be filled?
箱にリンゴが8個あります。2個ずつ袋に入れると何袋できますか。

こちらは2個ずつまとめてあげます。すると4袋できるということがわかります。



さて、18÷3 を英語でどうやって言うのか、わかりますか。

・Divide 18 by 3. 「18を3でわけなさい」ですね。
他にも
・Share 18 between 3.
もよく言います。子どもにはこの方がわかりやすい言い方です。

・How many tens to make 40?
・How many bags of 4 cubes can you make from 20 cubes?
・How many £2 coins can you get for £10?

というように、ある数から何個できるか、という練習をたくさん行います。数字の部分を変えて、いろいろと練習してみるといいですね。
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