イギリスの学校

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プロフィール

haykichi

Author:haykichi
本名:『山下かよ子』
Kayoko Yamashita。

日本で小学校の教員として通常学級と特別支援学級で勤務したのち、夫の海外転勤で渡英。イギリスではプリ・スクールで働き、今は小学校でLanguage Assistantとして勤務。
Nottingham 大学でSpecial Needs Education (特別支援教育) 修士号取得 (2012年)。
Jolly Learning 社のJolly Phonics と Jolly Grammar の公認トレーナー(2013年)。

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夏休み:Summer Holiday

2011/08/05 (金) 08:00
イギリスでは、学校を開く日数というものが各教育委員会によって示されます。2011年のロイヤル・ウエディングのように特別に祝日が設けられた時には、夏休みに入るのが一日遅くなったり、イースターホリデーが一日短くなったりします。日本ではどこも7月20日に終業式が行われると思うのですが、こういった理由で、イギリスでは夏休みに入る日が年々、ばらばらなんです。ある年は7月20日、ある年は7月23日というように。

基本的に、一年52週ありますが、多くのところでは、夏休みは6週、冬休みとイースターホリデーは各2週、そして各ターム (term:学期) の折り返し地点で1週間ずつ、合計13週間のお休みを取っています。(私立の学校では休みはもっと多い。)

この夏休み。日本では読書感想文や理科の自由研究、工作、日誌などたくさんの宿題が出されますね。ところが、イギリスはこの夏休みの宿題が一切ありません!これは、9月始まり・7月終了の制度を取っているため、夏休みに前の担任から出された宿題を、新しく担任する先生に提出しても、新しい先生は困ってしまいます。ですので、基本的に夏休み (というより、どの休みでも) 宿題はありません。もちろん、部活動なども一切行われません。完全に学校はお休みです!

宿題や学校のことを気にしないで、のんびりと過ごすイギリスの夏休み。「夏休みが終わる1週間前から必死に宿題を片付ける」なんて姿はないのですね。

・・・というより、休みは休み。徹底して休む、ということが当たり前だからでしょうか。休みに入れば、先生も出勤しません。日本では、教室の整理、研修、日直などなど結構、先生、出勤するのですが・・・。イギリスのように、これだけ、On と Off がしっかりしていると、メリハリがあって、かえって仕事の効率もいいような気もします。(←これはあくまでも私個人の意見。)
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ただし、私自身、プライマリー (小学校) での勤務経験しかないため、セカンダリー (中学・高校) や 6th form に関しては残念ながらお答えすることができません。GCSE、Aレベル、国際バカロレア資格などの資格取得、日本の大学受験に関する条件、帰国子女に関する問い合わせなどをいただいても、一切お答え致しかねますのでご了承ください。

学校選びに関しては、直接ご自分で学校へお問い合わせいただくことをお勧めします。ほとんどの学校はホームページもあり、メールでのやりとりを行うこともできますので、電話での会話に自信がなくても問い合わせは可能です。

また、学校を選ぶ一つの基準としてOfSTED (非政府機関の学校基準局) のサイトも覗いてみてはいかがでしょうか。具体的な学校情報の取得にはお勧めです。

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