イギリスの学校

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プロフィール

haykichi

Author:haykichi
本名:『山下かよ子』
Kayoko Yamashita。

日本で小学校の教員として通常学級と特別支援学級で勤務したのち、夫の海外転勤で渡英。イギリスではプリ・スクールで働き、今は小学校でLanguage Assistantとして勤務。
Nottingham 大学でSpecial Needs Education (特別支援教育) 修士号取得 (2012年)。
Jolly Learning 社のJolly Phonics と Jolly Grammar の公認トレーナー(2013年)。

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四則計算の言葉 «  » 引き算: Year 4-6 (8-11歳児)

Transition day/Induction day

2011/07/13 (水) 22:27
7月に入り、各学校ではそろそろ次の学年、または学校への手続きに入ります。
日本との大きな違いは、学期の最後に次の学年の新しいクラスが分かるということではないでしょうか。先生と顔見知りになり、新しいクラスメートが分かるだけで、9月からの新学期のスタートが切りやすくなります。

6月の終わり、または7月に入って早々に、次の先生の名前が発表されます。そして、新しい先生やクラスメートが分かったら、7月中に一日、または数日、新しい先生たちと過ごす日が設けられます。これが Induction Day (インダクション・ディ) または Transition Day (トランジッション・ディ) と呼ばれるものです。

朝から一日かけて、新しい教室で過ごすこともあれば、半日だけ、または一時間だけ過ごす、と学校や学年によってまちまち。また、reception (レセプション:4~5歳) へも体験入学をしに子どもたちが来たり、Primary (プライマリー:初等教育) から Secondary (セカンダリー:中等教育) の学校間でも、それぞれ体験入学をします。

大体は自己紹介をし、自分の紹介文を書いたり絵を描いたりします。また写真を撮ったりすることも。こうしたものは、9月に教室に来た時には、すでに飾られていることが多いですので、子どもたちも初日から「自分の教室」という感じでほっとするようです。逆に、この日を休んでしまうと、いきなり知らないところへ飛び込むような感じで、ちょっと不安かも・・・と感じました。

また、この日に早々に簡単なテストをして9月からの指導に備える学校や、セカンダリーの学校では、実際に授業を受けることもあるそうです。もちろん、簡単な学校ツアーも行われたりするようですが、大抵、学校が大きくて、何も覚えられずに終わってしまうとか (笑)。

子どもも先生もお互いを知るため、また9月に緊張しないで登校できるようにするためのこのインダクション/トランジッション・ディ。なかなかいい行事だな、と感じました。
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ただし、私自身、プライマリー (小学校) での勤務経験しかないため、セカンダリー (中学・高校) や 6th form に関しては残念ながらお答えすることができません。GCSE、Aレベル、国際バカロレア資格などの資格取得、日本の大学受験に関する条件、帰国子女に関する問い合わせなどをいただいても、一切お答え致しかねますのでご了承ください。

学校選びに関しては、直接ご自分で学校へお問い合わせいただくことをお勧めします。ほとんどの学校はホームページもあり、メールでのやりとりを行うこともできますので、電話での会話に自信がなくても問い合わせは可能です。

また、学校を選ぶ一つの基準としてOfSTED (非政府機関の学校基準局) のサイトも覗いてみてはいかがでしょうか。具体的な学校情報の取得にはお勧めです。

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