イギリスの学校

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プロフィール

haykichi

Author:haykichi
本名:『山下かよ子』
Kayoko Yamashita。

日本で小学校の教員として通常学級と特別支援学級で勤務したのち、夫の海外転勤で渡英。イギリスではプリ・スクールで働き、今は小学校でLanguage Assistantとして勤務。
Nottingham 大学でSpecial Needs Education (特別支援教育) 修士号取得 (2012年)。
Jolly Learning 社のJolly Phonics と Jolly Grammar の公認トレーナー(2013年)。

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引き算: Year 4-6 (8-11歳児) «  » 引き算: Year 2 (6-7歳児)

引き算: Year 3 (7-8歳児)

2011/07/01 (金) 00:00
Year3 (7-8歳児)
基本的に、Year2 までに学習したことを元にして、数を大きくして計算ができるようにします。既習事項が理解できていれば、難しくないのですが、引き算の仕方に関しては、日本とはやり方が違うので、突然、このやり方をしなさい、と言われると戸惑ってしまいます。先生によっては、日本式でもいいですよ、と言ってくださいますが、中にはイギリス式でやりなさい、と言われる先生もいらっしゃるので、事前に先生に日本で習ったやり方でもいいかどうかを、お話をしておくといいかもしれません。


(1) 引き算に関する言葉を読んだり、使ったり、書いたりすることができる

Year2 で習った言葉を読み、理解するだけでなく、書くこともできるようにします。

(2) 大きい数の引き算ができる
504-497
これも、497から498, 499, 500, 501・・・504 と数えたして 7 と答えを出します。

(3) +1、―1することで概算からの引き算ができるようにする
78 - 49 = 78 - 50 + 1 = 29
66 - 31 = 66 - 30 - 1 = 35

(4) 何百または何千 - 何百または何千 の計算ができる
900 - 400
1500 - 800 など

(5) teen number からの繰り下がりの計算ができる
15 - 8 = 15 - 5 - 3 = 10 - 3 = 7

(6) TU-TU 、HTU-HTU の計算ができる (H=Hundred's: 百の位、T=Ten's: 十の位、U=Unit's: 一の位)

84-56
その1:56から80までの数と80から84までの数の和
十の位引き算1

その2:84から60を引き、余分に引いてしまった4つ分を足したもの
百の位引き算

百の位では・・・。
783 - 356
その1:
引き算A

その2:
引き算B




引き算一つとっても、いろいろなやり方があります。その子に合ったやり方があるので、これでやりなさい、とは言われません。ただ、自分に合ったものを探すために、いろいろなやり方を教えることは必要だと思います。自分が思っていたよりも、これって簡単!ということもあります。
私個人的には、一通りでなく、こうやっていろんな方法を紹介することは必要だと感じます。そこから、いろんな考えを自分でもするようになるし、他の人の意見も聞けるようになるのではないかと思います。
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