イギリスの学校

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プロフィール

haykichi

Author:haykichi
本名:『山下かよ子』
Kayoko Yamashita。

日本で小学校の教員として通常学級と特別支援学級で勤務したのち、夫の海外転勤で渡英。イギリスではプリ・スクールで働き、今は小学校でLanguage Assistantとして勤務。
Nottingham 大学でSpecial Needs Education (特別支援教育) 修士号取得 (2012年)。
Jolly Learning 社のJolly Phonics と Jolly Grammar の公認トレーナー(2013年)。

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引き算: Year 1 (5-6歳児) «  » 足し算: Year4-6 (8-11歳児)

引き算: Foundation (4-5歳児)

2011/06/03 (金) 14:11
今日から数回にわたり、今度は「引き算」についてアップしていく予定です。

Foundation (ファンデーション:4-5歳児)

(1) 1 less than ~ (1より小さい):ある数より1小さい数がわかる

- There are 10 children in the home corner. 1 goes out. How many are left?
ホームコーナーに子どもが10人います。一人抜けました。何人残っていますか。
⇒9 is 1 less than 10. 10 take away is 9.
9 は 10 より 1 少ない。10 引く 1 は 9。

less than と言う言葉を繰り返し使って、「少ない」という概念を養います。
もちろん、理解できる子はここで、3 less than ~なんていう問題にもチャレンジしていきます。

(2) ある数を二つのグループに分けることができる

- Put 5 bulbs in two bulbs. 球根5個を二つのプランターに植えよう。

5 を 1 と4、2 と 3 というように分解できることを知る。
日本ではこれは後々の足し算・引き算の基礎になるとても大切なところです。
イギリスでも、やはり分解・合成は重視されます。

(3) taking away を使って、残っている数を数えることができる

- We ate 2 of our 6 apples. How many apples are left?
 みんなで6個のリンゴのうち2個を食べました。残りはいくつ?

Count 1,2,3,4,5,6. Take away 2. ・・・・1,2,3,4. 6 take away 2 is 4.
まず、実物 (おはじきなどでもO.K.) を6個一緒に数える。そしてその中から2個取ります。
残りを1,2,3,4 と数えて、答えを求めます。そして 「6 引く 2 は 4」 と答えを言います。

(4) 大きい数から小さい数まで数えて、その違いがわかり、引き算で表現する

- We made 7 biscuits. We ate 3 of them. How many biscuits are left?
 ビスケットを7個作りました。そのうち3個食べました。いくつビスケットは残っていますか。

Count back from7: 6,5,4. Say 3.
7から3だけ count back します。 (降順で数える。) 

(5)(4)とは逆に、小さい数から大きい数まで数えることで、二つの数の差がわかる

- There were 8 books on the shelf. There are only 5 books now. How many have gone?
 棚に本が8冊ありました。今は5冊しかありません。何冊なくなりましたか。

Count up from 5 to 8: 5:6,7,8・・・and say 3. 5 add 3 is 8. 8 take away 3 is 5.
5から8までの間に、いくつ数字があるかで、その差を知ります。ここで、足し算と引き算は反対の概念
(reverse operation:リヴァース オペレイション) ということを知ります。



☆引き算の言葉☆
taking away (take away):テイキング アウェイ (テイク アウェイ:イギリスでは、マックなどでの「お持ち帰り」のこと、take away と言いますね。take out は和製英語です。)
leave
how many are left?
how many are gone?
how many less is ・・・・than・・・?
difference between・・・
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