イギリスの学校

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プロフィール

haykichi

Author:haykichi
本名:『山下かよ子』
Kayoko Yamashita。

日本で小学校の教員として通常学級と特別支援学級で勤務したのち、夫の海外転勤で渡英。イギリスではプリ・スクールで働き、今は小学校でLanguage Assistantとして勤務。
Nottingham 大学でSpecial Needs Education (特別支援教育) 修士号取得 (2012年)。
Jolly Learning 社のJolly Phonics と Jolly Grammar の公認トレーナー(2013年)。

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引き算: Foundation (4-5歳児) «  » 足し算: Year 3 (7-8歳児)

足し算: Year4-6 (8-11歳児)

2011/05/28 (土) 19:09
Year 4, 5, 6 (4, 5, 6年生:8-11歳児)

基本的に、新しい足し算の計算方法は学習しません。
既習の方法を発展させることに重点が置かれます。

1) 各位の言い方を覚えて、3桁以上の足し算ができるようにする
A~C までの3通りの方法があります。

一の位 unit's ・・・・・・・略して U
十の位 ten's ・・・・・・・・略して T
百の位 hundred's ・・・・・略して H
千の位 thousand's ・・・・略して TH
3桁の数は H T U 4桁は Th H T U で表す。

Year 4 では HTU+TU、HTU+HTU ができるようになること
Year 5 では HTU+HTU、ThHTU+ThHTU ができるようになること
Year 6 では ThHTU+ThHTU ができ、それ以降どの位の計算もできるようになること

(A)大きいくらいからの足し算。(adding most significant digits first)

足し算A



(B)概算をして和を求めてから、余分な数を引く。

足し算B

まず、たす数を一番近い何十、何百などの概数にする。 (73なら100, 672なら700)
それをたして、多く足した分を引く。(73なら27余分、672なら328余分)

 (C)小さい数からの足し算。(carrying:繰り上がり)

足し算C

まず、一番左の筆算ができるようにする。
これができれば、繰り上がりが理解できたということで、右側に書かれている筆算にうつる。
筆算のやり方 ①答えを求める前に、1行スペースを空けて線を引く。
          ②一の位から足し算をしていき、繰り上がりを先の線の下に書く。
          ③あとの計算方法は日本と同じ。
繰り上がりの1を書くところが違うだけで、筆算のやり方は日本と同じ。

2) 小数の計算ができるようになる

Year 4 £4.21 + £3.87 など。3つの数の足し算も行う。
Year 5 72.5km + 54.6Km など、大きい数の計算。
Year 6 124.6 + 7.25 など。

もちろん、今までに習ったナンバーラインでの足し算も行われます。やり方は一つではなく、自分にあったやり方で計算をすることを勧められます。

☆算数の言葉☆
小数 decimal
小数点 decimal point
繰り上がり carrying

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