イギリスの学校

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プロフィール

haykichi

Author:haykichi
本名:『山下かよ子』
Kayoko Yamashita。

日本で小学校の教員として通常学級と特別支援学級で勤務したのち、夫の海外転勤で渡英。イギリスではプリ・スクールで働き、今は小学校でLanguage Assistantとして勤務。
Nottingham 大学でSpecial Needs Education (特別支援教育) 修士号取得 (2012年)。
Jolly Learning 社のJolly Phonics と Jolly Grammar の公認トレーナー(2013年)。

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単数形と複数形

2014/02/09 (日) 08:00
イギリスの小学校では英語の授業は
・Speaking and Listening
・Writing
・Reading
に重点を置いて授業が構成されています(こちら)。

最近ではフォニックス(シンセティック・フォニックス)や文法にかなり力を入れています。これは、読み書きの基礎を整えるためで、将来的にきちんとした学力をつけることの重要性を教育省が謳っているためです。そのため、私が勤めている学校では毎朝15分、フォニックス・文法の時間をきちんと取り入れています。

例えば、名詞の「単数形と複数形(singular and plural)」に関しては、

・s をつけるだけのもの
・es をつけるもの(単語の最後が s,x, sh, ch, ss, zz)
・y を i に変えてes をつけるもの(baby, dictionary など y の前が子音の時)
・まったく違く形になるもの(child→children, man→men など)

というように、規則をきちんと学んでいきます。
その中でひとつ、私が知らなかった規則を紹介します!
それは
ocotpus の複数形

みなさん、知っていますか?
答えは・・・

octopi (オクトパイ

私、知りませんでした。
確かに以下の単語は普通に複数形にするときに i にしていたのですが、octopus は気が付かなかった・・・。

例えば
fungus (真菌) ⇒fungi
cactus (サボテン)⇒cacti
focus (焦点)⇒foci
Pegasus(ペガスス座)⇒Pegasi

ただし、bus や plus は es をつけます。これは音節が一つだけだからですね。
こうしたルールを学ぶことは大切なことです。子どもたちもこうして英語の規則を学び、正しく読み書きの力をつけていきます。

先週、私が習ったこと。「us で終わる単語は us が i に変わる。」
何年イギリスにいても、毎日新しいことを学んでいます。ありがたいです。
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ただし、私自身、プライマリー (小学校) での勤務経験しかないため、セカンダリー (中学・高校) や 6th form に関しては残念ながらお答えすることができません。GCSE、Aレベル、国際バカロレア資格などの資格取得、日本の大学受験に関する条件、帰国子女に関する問い合わせなどをいただいても、一切お答え致しかねますのでご了承ください。

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