イギリスの学校

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プロフィール

haykichi

Author:haykichi
本名:『山下かよ子』
Kayoko Yamashita。

日本で小学校の教員として通常学級と特別支援学級で勤務したのち、夫の海外転勤で渡英。イギリスではプリ・スクールで働き、今は小学校でLanguage Assistantとして勤務。
Nottingham 大学でSpecial Needs Education (特別支援教育) 修士号取得 (2012年)。
Jolly Learning 社のJolly Phonics と Jolly Grammar の公認トレーナー(2013年)。

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新年度:日本との違い

2013/09/09 (月) 04:24
イギリスの学校では、先週から新年度が始まりました。儀式的行事:始業式儀式的行事:入学式新年度 初日でも触れましたが、イギリスにはこうした儀式的行事はほとんどありません。

私が勤務する学校では水曜日に学校が始まりましたが、通常の時間に子どもは登校してきて、運動場で待つ新しい担任の先生のもとへ集合。そのまま教室に入ります。
教室に入ると、最初は新しいクラスに馴染むため先生のお話があったり、子ども同士自己紹介したり、夏休みのお話をしたりします。
そして、そのまま普通の一日授業へ。半日になることはありません。
私が見ていたクラスでは、早速、体育の授業がありました。何人かの子どもはP.E. kit (体育のセット:Tシャツ、ショートパンツ、トレーナー上下、plimsoll という運動シューズ) を忘れて見学していました。休みが終わる前にはきちんと準備しておきたいもののひとつです。

さて、新年度といえば日本では学級写真を撮ったり、家庭訪問があったりしますが、イギリスではそれもありません。
まず、学級写真は、多くの学校ではスプリングターム(2学期)やサマータイム(3学期)に撮影することが多いようです。
家庭訪問は、レセプションに上がる子どもだけ担任の先生とティーチングアシスタントが一緒に訪問します(詳しくはこちら⇒家庭訪問)。Year 1 からは家庭訪問がありません。多くの担任の先生は「家庭訪問をしたい」とのことですが、時間の都合もあるためか、原則として(家庭になんらかの問題があったり、引っ越してきたりした場合は別)家庭訪問をしないそうです。
保護者の方にとって家庭訪問では、担任の先生にお子さんのことをいろいろ話をするいい機会ですが、イギリスではそうした機会を持つことが難しいので、もしお子さんのことで心配なことがあれば、手紙でもいいので担任の先生の伝えておくといいかもしれません。
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ただし、私自身、プライマリー (小学校) での勤務経験しかないため、セカンダリー (中学・高校) や 6th form に関しては残念ながらお答えすることができません。GCSE、Aレベル、国際バカロレア資格などの資格取得、日本の大学受験に関する条件、帰国子女に関する問い合わせなどをいただいても、一切お答え致しかねますのでご了承ください。

学校選びに関しては、直接ご自分で学校へお問い合わせいただくことをお勧めします。ほとんどの学校はホームページもあり、メールでのやりとりを行うこともできますので、電話での会話に自信がなくても問い合わせは可能です。

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