イギリスの学校

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   子どもに英語を教える時には、フォニックスから教えましょう~。アルファベットから教えてしまうと、あとが大変!
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プロフィール

haykichi

Author:haykichi
本名:『山下かよ子』
Kayoko Yamashita。

日本で小学校の教員として通常学級と特別支援学級で勤務したのち、夫の海外転勤で渡英。イギリスではプリ・スクールで働き、今は小学校でLanguage Assistantとして勤務。
Nottingham 大学でSpecial Needs Education (特別支援教育) 修士号取得 (2012年)。
Jolly Learning 社のJolly Phonics と Jolly Grammar の公認トレーナー(2013年)。

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Jolly Phonics を web lessonで -r, m, d-

2013/06/02 (日) 02:45
週に1回15分ずつ行っている姪っ子への Jolly Phonics web lesson。
日本にいる子どもが週に1回だけのレッスンでどれだけフォニックスを習得していくか、私も毎回楽しみにレッスンをしています。

5月18日(土)(6回目)
復習:今まで習った s, a, t, i, p, n, c, k, e, h をフラッシュカードを使って復習。すべての音が正しくされていました!

文字と音とアクションの導入:r
さぁ、日本人には難しいと言われている r の音。いつものようにイラストを見ながらお話をしていきます。
パピーの名前の由来を聞きながら、rrrrr の音を一緒に練習。犬好きの姪っ子は、簡単に rrrrrr をマスターしました!
121029100506_DSC_1139.jpg

単語を聞く
それぞれのイラストを見ながら、r がつくものを英語で言います。
これはかなり慣れてきたので、どこに r の音があるのかは、比較的簡単にわかるようになってきています。これができると、自分で聞いた単語を書けるようになるので、とても大切な練習です。 

読む練習
今度は今まで習った文字を使って読む練習です。
rat, rip, ran, rest の4つの単語を一つずつ音 segmenting してから、すべて読みあげ、きちんと単語を発することができました。もちろん、日本語で意味を教えたり、簡単な文を言う練習もします。でも、I が「私は」というのはまだ定着していませんが (苦笑)。

書く練習
Pupil Book 1 を用いて、いつものように書く練習。
少しだけ書いて、あとは宿題です。

音を聞く練習
最後は、Pupil Book 1 のイラストを見て、私がそれぞれその単語を言います。それを聞いて、r の音を含まない単語を探すのですが、ほぼ1回聞くだけでできるようになりました。。

レッスンの後で
r の音が難しいかな~と思ったのですが、さすが子ども早い!
が、子どもだけでない!姪っ子のお母さんにも毎回フォニックスを教えて、次回までの家庭学習に備えてもらっています。今回、姪っ子のお母さんもきれいに r の音を出していましたよ!さすがジョリーフォニックス!大人の発音も一発で変わります!


5月25日(土)(7回目)
復習:今まで習った s, a, t, i, p, n, c, k, e, h, r をフラッシュカードを使って復習する予定が、スカイプの調子が悪くできませんでした。

文字と音とアクションの導入:m
今回、スカイプの調子が最初悪かったので、姪っ子の手元にある m のイラストを見てもらい、私がお話を読んでいきました。私からは姪っ子の顔が見えたので、真剣に聞いている様子にほっとしました。

単語を聞く
ここでようやく画像が写りました!イラストの中にある m を含む単語を指して、いくつか単語を聞いて繰り返します。どこに m の音があるか聞くのですが、n の音とちょっと混乱していました。

読む練習
今度は今まで習った文字を使って読む練習です。
Jolly Phonics Extra に含まれている Letter sounds book はイラストが Finger Phonics と同じなのですが、羅列していある単語が違います。その単語を一緒に読みました。men は男の人が何人もいるんだよ、と説明した後、man を読むと、「女の人が何人もいること?」と言う姪っ子。こういう推測は大切ですね。

書く練習
Pupil Book 1 を用いて、いつものように書く練習。
今回は、すべて練習しました (宿題がなくなりましたね)。

音を聞く練習
最後は、Pupil Book 1 のイラストを見て、私がそれぞれその単語を言います。それを聞いて、m の音を含まない単語を探すのですが、やはり n と混乱してしまいました。

レッスンの後で
週に1回だけのレッスンですが、次回のレッスンの間にお母さんがちゃんと Extar の TalkingPEN を使って音を聞かせてくれていることと、単語を聞きとらせてくれているため、新しい単語を見ては、一文字ずつ読み、単語として読めるようになってきました。
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6月1日(土)(8回目)
復習:s, a, t, i, p, n, c, k, e, h, r, m をフラッシュカードを使って復習しました。まだ8回目?と信じられないのですが、すべての文字を正しく発音しました。私が何年かかってもできなかった a の音もきれいなんですよ~。お聞かせしたいくらい(笑)!

文字と音とアクションの導入:d
イラストから主人公の Dan 君が何をしているか見ていきます。実は、大掃除をしている Dan 君。おもちゃがはいっている戸棚を開けてしまったから掃除になりゃしない・・・。最後にはお気に入りの太鼓を見つけて、ddddd と音を鳴らす始末。姪っ子もすぐにまねしていました。

単語を聞く
イラストを見ながら d がつく単語を見ていきます。wedding という長い単語でも、「あ、真ん中に d がある!」と聞きとっていました。

読む練習
今度は今まで習った文字を使って読む練習です。
Jolly Phonics Extra に含まれている Letter sounds book の単語を見ながら、読んでいきます。必ず意味も教えていきます。

書く練習
Pupil Book 1 を用いて、いつものように書く練習・・と思ったら、もうやってしまっていました(笑)。

音を聞く練習
最後は、Pupil Book 1 のイラストを見て、私がそれぞれその単語を言います。それを聞いて、d の音を含まない単語を探すのですが、一発で聞き取りました。

レッスンの後で
姪っ子のお母さんからの言葉ですが、最近、「フォニックスが楽しくなってきた」とのことです。その理由を聞いてみると、私が作った単語とイラストのマッチングカードを見て、自分で単語を読むことができるようになった、そしてその単語とイラストが=の関係になっていることが理解できるようになってきたからだそうです。
そう、そこなの!
フォニックスの一番大切なのは
自分で読む・書くことができるようになること
なんですもの!
日本人の子には、それにプラスして、必ず意味もきちんと教えること。すると、頭の中で英語と日本語の両方がきちんと=で結びつくんです。もちろん、すべてが一対一対応ができるわけではありません。でも、具体物を見ている限り、その方法を取ってあげると、定着していく気がします。
さすが、ジョリーフォニックス。日本にいる子どもも十分、フォニックスの力をつけることができるんです。
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