イギリスの学校

   イギリス生活・仕事のよもやま話は・・・「「まる」ないちにち」へ
   子どもに英語を教える時には、フォニックスから教えましょう~。アルファベットから教えてしまうと、あとが大変!
   その理由は・・・「カテゴリ:英語」のフォニックス
2023 11123456789101112131415161718192021222324252627282930312024 01

プロフィール

haykichi

Author:haykichi
本名:『山下かよ子』
Kayoko Yamashita。

日本で小学校の教員として通常学級と特別支援学級で勤務したのち、夫の海外転勤で渡英。イギリスではプリ・スクールで働き、今は小学校でLanguage Assistantとして勤務。
Nottingham 大学でSpecial Needs Education (特別支援教育) 修士号取得 (2012年)。
Jolly Learning 社のJolly Phonics と Jolly Grammar の公認トレーナー(2013年)。

最新コメント


フォニックス:基本の音7 qu ou oi ue er ar «  » 文法5回目:be 動詞の過去形

来週、チャリティーマラソンをします。

2013/03/02 (土) 07:47
*今日のブログは、イギリスの学校に全く関係ない個人のつぶやきです。*


3月11日に東日本大震災からちょうど丸2年を迎えます。まだまだ被災地の復興が進んでいないというニュースを聞くたびに、被災された方のことを思うと、何とかしなくちゃ・・・という気持ちになります。

2年前、この時のニュースをテレビや新聞で見るたびに、涙があふれ出て、心がギュッと締め付けられそうなほど苦しかったことを、今でも思い出します。とにかく何かをしなくちゃ、と学校で募金活動をお願いしたり、街頭募金に参加させてもらったりして (その時の様子はコチラ⇒心温まる募金学校での募金活動に参加涙の募金活動今年もチャリティーに参加させていただきました)、自分にできることをさせていただきました。

また、2011年の冬には日本に一時帰国した際、被災地へ足を運びました。映像では伝わってはこないその現状を目の当たりにして、相当のショックを覚えたと同時に、そこに住む人々の強さに感動し、私にできることを考えさせられました。(被災地へ行き (1)被災地へ行き (2)被災地へ行き (3) )

日本の震災の様子をテレビで見るたびに、イギリスにいることに罪悪感を覚えました。募金活動以外で自分で何かできないか・・・私だからできることもあるんじゃないかと考えた結果、やはり子どものために何かをしたいと決めました。そこで、(このブログでは紹介していませんが、) 心にトラウマを負った子どもや、震災の映像をテレビなどで見て怖い思いをした子どもたちの心のケアをしたく、大学院でトラウマの勉強をしました (この時、既に、もう一つ「特別支援教育」のコースで勉強している最中だったので、大学院のコースを二つかけ持ちした状態だったんです!)。子どもたちのトラウマに関しては、何年たったから大丈夫というものではないので、長期的に私ができる支援だと思っています。

それとは別に、実際に親を失くし、施設に入っている子どもたちがいることも知りました。そこで今年の3月11日にあわせて、その前日の3月10日にこの子どもたちのためのチャリティーマラソンを行うこととしました。このチャリティーで集められた募金は、 JustGiving というチャリティーの募金を総括している団体を通して、Help orphans in Japan rebuild lives post-tsunami (津波によって孤児となった子どもたちに希望と自信、活力を取り戻すことを支援する) プロジェクトに全額送られます。

イギリス人が主催するこのプロジェクトで集められた募金は、施設でクリスマスパーティーを開いたり (食べものや飲み物、プレゼントに使われます)、「英語キャンプ」と題して、冬はスキーや雪遊び、夏はBBQ、またピクニックなどに使われていきます。

こちらは、クリスマスのプレゼントをもらった子どもたちからの「ありがとう」メッセージです。
IMG_6694.jpg IMG_6695.jpg IMG_6696.jpg

子どもたちの顔はモザイクをかけてしまっていますが、子どもたちの笑顔を見たら、涙が出てきてしまいました。親を失ったという辛い体験をし、まだ心にトラウマを抱えている子もいると思うのです。でも、一生懸命生きている様子が、子どもたちの目から感じられます。うまく言えないけど、目が生きているというか、明日を見つめているというか・・・。

この子どもたちのために、私は、3月10日に10キロ走ることとしたのです。もしこのブログを読んで、子どもたちのために・・・と思われましたら、JustGiving の私のページ (コチラ) から、ぜひ募金をよろしくお願いします。

顔も見えないし、私のことを知らない方も読んでくださっているこのブログ。今回の記事はけっして強制ではありませんので、誤解なさらないようお願い致します。私のことを知らないけれど、子どもたちのために何かしたいと思っていただけたのなら、募金をどうぞよろしくお願いいたします。
最後までお付き合いくださりありがとうございます。
関連記事
スポンサーサイト





ブログ、移動しました。新しいサイトは http://kayokoyamashita.com/ です。

「なるほど」「もっと知りたい」と思ったら、下のいずれかのバナーを押していただけると、うれしいです。
にほんブログ村 英語ブログ 子供英語教室へ
にほんブログ村 英語ブログ フォニックスへ
にほんブログ村 英語ブログ 親子英語へ

web拍手 by FC2

Information

     Category: つぶやき
     Comments (-)
     Trackbacks (-)

フォニックス:基本の音7 qu ou oi ue er ar «  » 文法5回目:be 動詞の過去形

お知らせ


イギリスの学校についてわからないことや不安なこと、心配事。そんな悩みを少しでも解消できたらと思って始めたブログですので、ご質問をいただければ私にわかる範囲でお答えしたいと思っております。もちろん、イギリスで実際にお子さんを学校に通わせてみえる方の貴重なご意見、大歓迎です!

ただし、私自身、プライマリー (小学校) での勤務経験しかないため、セカンダリー (中学・高校) や 6th form に関しては残念ながらお答えすることができません。GCSE、Aレベル、国際バカロレア資格などの資格取得、日本の大学受験に関する条件、帰国子女に関する問い合わせなどをいただいても、一切お答え致しかねますのでご了承ください。

学校選びに関しては、直接ご自分で学校へお問い合わせいただくことをお勧めします。ほとんどの学校はホームページもあり、メールでのやりとりを行うこともできますので、電話での会話に自信がなくても問い合わせは可能です。

また、学校を選ぶ一つの基準としてOfSTED (非政府機関の学校基準局) のサイトも覗いてみてはいかがでしょうか。具体的な学校情報の取得にはお勧めです。

おすすめ教材

家庭での本読みに多く使われるORT
Jolly Learning Ltd.
学校現場でも使われている辞書