イギリスの学校

   イギリス生活・仕事のよもやま話は・・・「「まる」ないちにち」へ
   子どもに英語を教える時には、フォニックスから教えましょう~。アルファベットから教えてしまうと、あとが大変!
   その理由は・・・「カテゴリ:英語」のフォニックス
2023 11123456789101112131415161718192021222324252627282930312024 01

プロフィール

haykichi

Author:haykichi
本名:『山下かよ子』
Kayoko Yamashita。

日本で小学校の教員として通常学級と特別支援学級で勤務したのち、夫の海外転勤で渡英。イギリスではプリ・スクールで働き、今は小学校でLanguage Assistantとして勤務。
Nottingham 大学でSpecial Needs Education (特別支援教育) 修士号取得 (2012年)。
Jolly Learning 社のJolly Phonics と Jolly Grammar の公認トレーナー(2013年)。

最新コメント


Jolly Phonics:Finger Phonics 本の使い方 «  » 個々の机がない

学校は定員制

2012/10/04 (木) 20:05
日本では絶対に考えられないのが、 state school (公立の学校) も定員制ということ。
基本的に、子どもは自分が住んでいる catchment area (学区) の学校に通います。しかし、各学校は

一クラス 30 人まで

となっており、

一学年の学級数も決まっています

レセプションからYear 6 までが通う combined school (コンバインドスクール) では、大抵、一学年2~3学級です。Key sdatge 1 と 2 でFirst/InfantJunior/Middle にわかれている (学校区分はコチラ) 場合は、一学年1~5学級ほどあります。

たとえ学校のとなりに住んでいようと、学校に編入を希望した時点で定員に達している場合は、その学校に入ることができません。よって、人気のある学校はすぐに定員がいっぱいになってしまうのです。

どうしてもその学校に入りたい時は、waiting (ウェイティング) をかけることができます。必ず入れるという保証はありませんが、欠員が出たときには連絡があります。連絡が来た場合は、すぐに編入しないといけません (聞いた話では1週間~2週間以内)。この機会を逃すと入ることができませんので、お気をつけください。



この記事を書いていて、ふと、私が日本で担任していた学年を思い出しました。その学年の児童数は120人だったので、一クラス40人の3学級ありました。一つ下の学年は、児童数121人⇒30人、30人、30人、31人の4学級。
たった一人の違いで、学級数まで変わってしまうし、何と言っても一クラス10人の差は大きかったです!日本も一クラス30人にしてほしいですね。そうしたら、先生ももっと子どもたちに目が届くと思うのですが・・・。
関連記事
スポンサーサイト





ブログ、移動しました。新しいサイトは http://kayokoyamashita.com/ です。

「なるほど」「もっと知りたい」と思ったら、下のいずれかのバナーを押していただけると、うれしいです。
にほんブログ村 英語ブログ 子供英語教室へ
にほんブログ村 英語ブログ フォニックスへ
にほんブログ村 英語ブログ 親子英語へ

web拍手 by FC2

Information

     Category: 日本と違うこと
     Comments (-)
     Trackbacks (-)

Jolly Phonics:Finger Phonics 本の使い方 «  » 個々の机がない

お知らせ


イギリスの学校についてわからないことや不安なこと、心配事。そんな悩みを少しでも解消できたらと思って始めたブログですので、ご質問をいただければ私にわかる範囲でお答えしたいと思っております。もちろん、イギリスで実際にお子さんを学校に通わせてみえる方の貴重なご意見、大歓迎です!

ただし、私自身、プライマリー (小学校) での勤務経験しかないため、セカンダリー (中学・高校) や 6th form に関しては残念ながらお答えすることができません。GCSE、Aレベル、国際バカロレア資格などの資格取得、日本の大学受験に関する条件、帰国子女に関する問い合わせなどをいただいても、一切お答え致しかねますのでご了承ください。

学校選びに関しては、直接ご自分で学校へお問い合わせいただくことをお勧めします。ほとんどの学校はホームページもあり、メールでのやりとりを行うこともできますので、電話での会話に自信がなくても問い合わせは可能です。

また、学校を選ぶ一つの基準としてOfSTED (非政府機関の学校基準局) のサイトも覗いてみてはいかがでしょうか。具体的な学校情報の取得にはお勧めです。

おすすめ教材

家庭での本読みに多く使われるORT
Jolly Learning Ltd.
学校現場でも使われている辞書