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プロフィール

haykichi

Author:haykichi
本名:『山下かよ子』
Kayoko Yamashita。

日本で小学校の教員として通常学級と特別支援学級で勤務したのち、夫の海外転勤で渡英。イギリスではプリ・スクールで働き、今は小学校でLanguage Assistantとして勤務。
Nottingham 大学でSpecial Needs Education (特別支援教育) 修士号取得 (2012年)。
Jolly Learning 社のJolly Phonics と Jolly Grammar の公認トレーナー(2013年)。

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図書館の利用 «  » 単数形と複数形

is と are

2012/07/25 (水) 16:31
単数形と複数形が理解できれば、次に be動詞の is と are について教えます。

既にこの図↓が導入されているので (You の教え方を参照してください) 、
12人称

この図の中に、前回習った単数形と複数形を書き加えていきます。

ここで注意したいのが、
左側には単数形のみ、右側には複数形のみを書く、ということです。
単数複数123人称
(新しい単語 we, they, it などもここで導入するのもいいですね。)

中心にいる自分を1番目とすると、この一番外側にある部分が3番目にあたります。これが三人称に当たるわけですが、小さい子どもには「3番目」と説明します。
そして、忘れてはいけないのが、3番目には人だけでなく、動物や物など全ての名詞 (代名詞) が含まれることを図に書きくわえることです。

次に、この3番目は、前回学習した
単数と複数
にわかれていることを視覚的に説明します。(これで子どもたちは動詞を学習するときに「3番目の右側 (複数形)」だから・・・と自分で考えることができます。)

そして、複数形には are が使われることを教えていきます。

The cats are big.
Two stars are shiny.
The pens are short.


既にare については You の教え方 で学習しているので、否定分も疑問文も自分で作ることができます。

次に、3番目の単数にうつります。

ここでは、is が are や am に代わって用いられることをしっかりと教えます。

Mum is happy.
My brother is tall.
My bag is red.


いくつも例文を言い、書く練習もします。
その後、疑問文と否定分を教えますが、この時点で、子どもは
- 否定のときは not
- 疑問のときは is を前に出す
と説明しなくても、ちゃんと言うことができます。
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