イギリスの学校

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プロフィール

haykichi

Author:haykichi
本名:『山下かよ子』
Kayoko Yamashita。

日本で小学校の教員として通常学級と特別支援学級で勤務したのち、夫の海外転勤で渡英。イギリスではプリ・スクールで働き、今は小学校でLanguage Assistantとして勤務。
Nottingham 大学でSpecial Needs Education (特別支援教育) 修士号取得 (2012年)。
Jolly Learning 社のJolly Phonics と Jolly Grammar の公認トレーナー(2013年)。

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これがランチ!

2011/02/02 (水) 00:00
一体、イギリスの子どものお弁当ってどんなんだろう・・・?って興味ありません?

日本人の子どもたちがおにぎりを持っていくと "Yuk!" (ヤック:ゲッ!) と言われてしまうことが多いそうです。そこで、なるべくサンドイッチを持たせたいけれど、中身は何がいいのかしら、とよく聞かれるので、今日は実際に子どもたちのランチの写真を撮らせてもらいました。

サンドイッチのランチ。

20110201_DSCN1681.jpg
サンドイッチの他に、リンゴ丸ごと1個、袋の中にブドウ、ビスケットにジュース。

20110201_DSCN1682.jpg
サンドイッチ、チーズ (紫の袋)、ジュース、赤い袋のは何だろう?イチゴのヨーグルトかな?


サンドイッチの具もマーガリンだけ、ジャムだけ、ハムだけ、チョコレートスプレッドだけ・・・というように1種類のみ。レタスにトマトにハム、卵とレタス・・・なんて見たことがありません!

お次はパイのランチ。
20110201_DSCN1680.jpg
パイ (中身はソーセージ?)、リンゴ丸ごと1個、ヨーグルト2個。


次にパスタランチ。
20110201_DSCN1684.jpg
マカロニサラダのようなパスタ、リンゴ丸ごと1個、チョコビスケット、リンゴジュース。

20110201_DSCN1685.jpg
マカロニサラダ、パックになったフルーツ。


このパスタランチ、結構持ってくる子どもも多いです。トマトソースで味付けしたものもよく見かけますね。

そして、インド人の子どもが持ってきていたランチ。
20110201_DSCN1683.jpg
インゲン豆のいためものをパラタ(全粒粉をクレープのように薄く焼いたもの)で包んでいました。


これ以外にもピザ、ゆでジャガイモと人参のマヨネーズあえ、カレー味のジャガイモとベーコンの炒め物、ピラフ (日本のようなご飯ではなく、パラパラのインディカ米) というランチも見かけました。インド・パキスタン系の子どもたちはサンドイッチよりも、野菜のいためたものとかカレーとナン (またはパラタ) なんていうランチも多いです。

日本のお弁当と比べるとなんてシンプル!日本のように栄養のバランスを考えて「主食 (ご飯、パン、麺類) +副菜」という感覚はありません。「炭水化物 (パン・パスタ) +ビタミン (果物) + カルシウム (チーズ・ヨーグルト)」が含まれていればO.K.なようです。大人のランチもこれに量が増えるだけで種類は増えません。

あと、「リンゴ丸ごと1個」というのも驚きでした。イギリス人はリンゴや洋ナシなどのフルーツをそのままかじります。日本のように小さく切って、なんてしません。オレンジも丸ごと一個入れてきます。自分で皮をむけなければdinner lady/ supervisor (ディナーレィディー/ スーパーヴァイザー:お昼の時に監視している人) にお願いしてむいてもらいます。

以前は、ほとんどの子がcrisps (クリスプス:ポテトチップス) やチョコレートを持ってきていたのですが、この学校はHealthy School (ヘルシースクール) として登録しているそうなので、ヘルシーでない食べ物は持ってきてはいけなくなったとのこと。
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