イギリスの学校

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プロフィール

haykichi

Author:haykichi
本名:『山下かよ子』
Kayoko Yamashita。

日本で小学校の教員として通常学級と特別支援学級で勤務したのち、夫の海外転勤で渡英。イギリスではプリ・スクールで働き、今は小学校でLanguage Assistantとして勤務。
Nottingham 大学でSpecial Needs Education (特別支援教育) 修士号取得 (2012年)。
Jolly Learning 社のJolly Phonics と Jolly Grammar の公認トレーナー(2013年)。

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SATs

2012/04/18 (水) 22:16
5月に入ると、Year 2 と Year 6 の子どもたちは SATs (サッツ) というテストを受けなければなりません。これは National Curriculum assessment (ナショナルカリキュラムアセスメント) とも呼ばれ、全国統一テストとなります。

Year 2 は Key Stage1、Year 6 は Key stage2 (Key stage についてはこちら) の最終学年にあたります。それぞれのキーステージで、どれだけの履修内容を習得したかをはかるため、最終学年の最終学期で行うことになっています。特にYear 6 はイングランド中、同じ日の同じ時間に行われるとか。本当に統一テストですね。Year 2 は学校裁量でテストの時間割が決められます。

Year 2 では、レベル2、Year 6 では、レベル4 を習得することが目標とされます (レベルについて詳しくはこちら)。

とても大切なテストですので、間違っても「旅行」などで学校を休むなんてことのないようにお気を付けください!ずっと昔ですが、知人がSATsのことを知らず、旅行の届け出を出したら、校長先生から呼び出しがあったのです・・・。

しかし、このSATs ですが、子どもにテストという不安とプレッシャーをかけること、学校の授業がSATs対策になってしまうこと、先生の負担が大きい、ということで、批判を受けていることも事実です。公立の学校でもこのテストを受けないという学校もあると聞きました。Wales (ウェールズ) では、何年か前に、SATsが廃止になりました。England (イングランド) ではどうなるでしょうね。

SATs のテスト内容については、次回。
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ただし、私自身、プライマリー (小学校) での勤務経験しかないため、セカンダリー (中学・高校) や 6th form に関しては残念ながらお答えすることができません。GCSE、Aレベル、国際バカロレア資格などの資格取得、日本の大学受験に関する条件、帰国子女に関する問い合わせなどをいただいても、一切お答え致しかねますのでご了承ください。

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