イギリスの学校

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プロフィール

haykichi

Author:haykichi
本名:『山下かよ子』
Kayoko Yamashita。

日本で小学校の教員として通常学級と特別支援学級で勤務したのち、夫の海外転勤で渡英。イギリスではプリ・スクールで働き、今は小学校でLanguage Assistantとして勤務。
Nottingham 大学でSpecial Needs Education (特別支援教育) 修士号取得 (2012年)。
Jolly Learning 社のJolly Phonics と Jolly Grammar の公認トレーナー(2013年)。

最新コメント


イースター «  » Time: 時間と時計 Year 4

I am ~.

2012/04/01 (日) 08:00
私はイギリスの小学校で日本人をはじめ、英語を母国語としない子どもたちに、英語を教えています。なるべく子どもの視点に立って、あの手この手で試行錯誤しながら教えているのですが、小さな子どもに違う言語を教えるって本当に難しいですね~。特に、日本人、アジア人 (メインはインド・パキスタン人)、ヨーロッパ言語話者 (ポーランド・フランス人など)、それぞれの言語が違うので、その特徴を押さえながら少しでもわかりやすく、と思い、英語の教え方を日々研鑽中。そんな中、このやり方がいいかな、という方法が少しずつみえてきました。

そこで、この「文法」シリーズでは、英語を全く知らないで渡英した日本人の子どもたちに、私がどうやって英語を教えているか、少しずつ書きとめていこうと思っています。「会話」とは別に、
・子どもたちが英語の文法を理解して、自分で文を書けるようになること
・本を読んで意味が理解できるようになること
が目的です。
気まぐれ更新となると思いますが、渡英されるお子さん、または渡英して間もないお子さんの参考になれば幸いです。
*なお、私自身、英語を専門で勉強したわけではないので、もし間違いがあれば、ご指摘いただけるとありがたいです。
ライン
まず、一番最初に教えるのは

・ぼく/わたしは ~ です。= I am ~.

ぼく/わたしは が I となること。男の子、女の子関係なく I になるよ、と説明します。

そして、「です」 が "am "になることを言います。この時点で、子どもたちは
"I Yuta am. " "I Ryoko am."
と喜んで言います。が、ちょっと待ってね。英語は言う順番が違って、
「ぼくは です ゆうた。」「わたしは です りょうこ。」
となることを言うと、子どもたち、大笑い。変なの~って。
I am
これが言えたら、
・年齢 5 years old
・男女 a boy/ a girl
・日本人 Japanese
など、入れていきます。

今度は、わざと
「ぼくは りょうこ です」
と言うと、子どもの方から「ちがう~」という声が出るので、すかさず
I am not Ryoko.
と教えます。そうしたら、すぐに
I am not ~. の練習。

私は、この後にすぐに「気持ち feeling」 を表す形容詞を入れます。それに関しては次回。
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ただし、私自身、プライマリー (小学校) での勤務経験しかないため、セカンダリー (中学・高校) や 6th form に関しては残念ながらお答えすることができません。GCSE、Aレベル、国際バカロレア資格などの資格取得、日本の大学受験に関する条件、帰国子女に関する問い合わせなどをいただいても、一切お答え致しかねますのでご了承ください。

学校選びに関しては、直接ご自分で学校へお問い合わせいただくことをお勧めします。ほとんどの学校はホームページもあり、メールでのやりとりを行うこともできますので、電話での会話に自信がなくても問い合わせは可能です。

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