<授業の柱>
(1) Speaking and listening (スピーキング アンド リスニング:話すことと聞くこと)
(2) Reading (リーディング:読むこと)
(3) Writing (ライティング:書くこと)
この3本の柱は日本の教育指導要領の国語の部分と全く同じですね。国が違っても目指すものは同じ、ということですね。
この3本の柱に沿って、下のように学習内容が決められています。
<授業内容>
(1) Speaking and listening
話すこと、聞くこと、グループディスカッション、ドラマ(演劇)
(2) Reading
フォニックス(発音とつづり)、単語、文法、文脈を読むこと、情報を得るための読む力、文学、ノンフィクションとフィクション
(3) Writing
文章の構成、話の構想、パンクチュエイション (句読点)、スペル、ハンドライティング (筆記体の練習)
もちろん、学年に応じて内容は違ってきますが、6年間一貫した内容を積み重ねて学習していきます。
例えばパンクチュエイションを例に出すと、
・Year1では文の最初はcapital letter (キャピタルレター:大文字), full stop (フルストップ:ピリオド), finger spaces (フィンガースペース:単語と単語の間に指1本分くらいのスペースをあけること) が目標。
・Year6ではbrackets (ブラケット:かっこ)やdashes (ダッシュ:-) を用いることが目標
となってきます。
こうやって羅列しても何の事だか・・・?という感じなので、実際、どんなことを学習するのかは、また追って詳しくみていこうと思います。
ではこれだけの内容を何時間でこなすかといいますと・・・
<授業時間>
Key stage 1では1年間(36週)で180時間(1週間に5時間の割合)、Key stage 2では167時間を教えるように示してあります。つまりほぼ毎日英語の勉強があるというわけですね。
イギリスでは教科書がないので学校によってその教え方は違います。授業の呼び方もEnglish (イングリッシュ:英語) Literacy (リタラシー:読み書き) Phonics (フォニックス:発音とつづり) Guided Reading (ガイディッドリーティング:少人数のグループに先生、またはティーチングアシスタントが一人ついて一緒に本を読みながら読解力をつける授業) Grammar (グラマー:文法) Handwriting (ハンドライティング:筆記体の練習) などど細かく分類して授業枠を取っています。
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